2050年の成田

空港圏未来予想図by佐藤ひとし

2019-02-27から1日間の記事一覧

閑話休題2 すべての道はローマに通ず

ローマ街道の凄み 交通インフラの重要性を最初に気づいたのは古代ローマ人だそうです。愛読書「ローマ人の物語」(塩野七生著、新潮社)によれば、敷石などで舗装されたローマ街道は、主要都市を結ぶ当時の高速道路です。道幅4メートル。両脇に幅3メートルの…

「協働」という考え方

行政・住民・企業の連携 行政サービスの維持が難しくなっている自治体では、「協働」という言葉がよく使われます。予算・人手不足で現行レベルの行政サービスができなくなる分、住民に参加・協力してもらえる枠組みを作ろうという発想です。道路インフラの維…

行政サービスは維持できるか?

広域連携・圏域・成田空港市 急激な少子高齢化で、自治体の9割は人口減少にさらされています。お金と人手が少なくなる自治体は、行政サービスを維持できません。そこで総務省は「圏域行政」という考えを打ち出してきました。自治体単独、もしくは現在進めら…

成田空港市 空港と地域はひとつ

ちょいと予定より話を先に進めて「成田空港市」について書きます。ことは政治的な問題なので、30年後に本当に実現しているのか、ちょっと自信はないのです。でも、いくつかの「現在の困難」を乗り越えるには、考えたほうが良い、いえ、考えなければならない…